トレチノインは何パーセントから始めるのがベスト?

最初は最低濃度「0.025%」からが安全

肌のターンオーバーを促す事で治らなかったニキビ跡やシミを軽減してくれるトレチノインですが、その効果の反面、使い方はシビアなので注意が必要です。
全く初めてで使用する場合は、パッチテストを行う事もその一つ。

また、トレチノインと言えば、人気なのがBIHAKUEN(ビハクエン)ですが、他のトレチノイン配合クリームなどの成分量を見てみると、以下のようなものがあります。

  • 【1】0.025%
  • 【2】0.05%
  • 【3】0.1%
  • 【4】0.4%

このように複数有りますが、初めて使用する場合はどれにすれば良いのでしょうか?
その答えは、1番の「0.025%」です。

「すぐに改善したい!」という気持ちから、3番、4番などの高配合のものを選んでしまうと大変な事にもなりかねません。それだけ、強力なターンオーバー作用をもたらすので、使い方も慎重にならないといけません。

使用中は肌のバリア機能が落ちる

トレチノインを使用すれば、強いターンオーバー作用によって肌がみるみる新陳代謝を繰り返し、今まで治らなかったニキビ跡を消せる可能性が高くなりますが、その分、気をつけなくてはならない事があります。

それが、肌のバリアが取れるという事です。

普段は、肌の外側からの刺激(紫外線、アレルゲン、微生物など)をシャットアウトできている状態ですが、トレチノインを使うとそれが取られてしまうので、肌は無防備な状態となってしまいます。

すると、ダメージを受けやすくなり、反って状態を悪化させてしまいかねないのです。これが、トレチノインを使用する上で注意すべき部分であり、その作用を押さえながら使う為にも、「まずは、0.0025%から」が推奨されています。

パッチテストをクリアしてから

トレチノインを初めて使用する場合、まずは、薬に対するアレルギー症状がどの程度か把握しておかなくてはなりません。ここがクリアできないのに、早速と言わんばかりに使い始めてしまうと大変な事にも・・・。

正常な肌の状態でも、トレチノイン使用者全体の5人に一人の割合でかぶれや炎症が現れると言われています。それだけ誰にでも起こりうるアレルギー症状なのです。

パッチテストを行う場所は、二の腕の内側。
トレチノインを塗り絆創膏などで保護し、48時間放置し炎症が現れなければ、問題なく使用できるとの事でした。

トレチノインは薄く塗るのがポイント

メラニン色素に働きかけるハイドロキノンとは違い、肌のターンオーバーを促してメラニンを分散させることで、シミを改善してくれるトレチノイン。かなり効果の高い美白成分として、日本でも最近人気が高まっていると聞きます。

しかし、そうした高い美白効果の反面、トレチノインには副作用もあります。

その副作用とは、肌の炎症、腫れ、痒み、乾燥などです。しかも、厄介なことに、こうした症状が単体ではなく、2つ以上同時に起こることも多いみたいなんです。よくあるパターンとしては、炎症と痒み、炎症と乾燥、乾燥と痒みの組み合わせだそうです。

しかし、こうした症状は、肌のターンオーバーが活性化しているが故に生じるものですから、ある程度は仕方ないみたいです。それでも、肌にそうした負担をずっと掛けるのも良くないため、なるべくトレチノインを薄く塗って最小限に留めるのが大切とのことでした。

加えて、トレチノインの副作用が起きている場合、肌は通常よりも弱ってバリア機能も落ちているため、紫外線や日光などの影響も受けやすいという難点もあります。そのため、肌の正常なターンオーバーを守るため、別途、保湿クリームや日焼け止めクリームを塗るべきとのことでした。

使用に応じて濃度を上げていく

もしも0.025%の濃度で問題なく使用できて、次第に効果を感じなくなってきた場合は、濃度を上げていくのも一つの方法のようです。実際にそうした使い方をされているケースが多いようです。

にきび跡に使用する場合、通常なら3週間程度の使用で改善していくそうですが、いまいち効果を実感できていない場合、成分濃度が低いから効果が出にくいだけでなく、トレチノインの保存状態が悪い事も考えられます。

この辺の見極めもしっかり行いながら、使う事ができれば、スムーズなニキビ跡の改善にもつながっていくのかもしれません。

トレチノインで赤みが気になる場合は?

ハイドロキノンやビタミンCに比べて、高い美白効果をもたらしてくれたり、ニキビ跡を改善してくれる効果が期待できる事で人気ですが、そうした高い美白効果の反面、トレチノインにはちょっと困った副作用があるみたいです。その症状は、赤み。

具体的には、トレチノインを塗り始めて数日程すると、塗った部分の肌が全体的に赤くなっていくのだとか。これは、トレチノインが強い成分であるが故に起こる症状みたいです。

そのため、肌の赤みが出たということは、トレチノインがちゃんと効いているからだそうですが、変化には、シビアになった方が良さそうです。なぜなら、それが炎症のサインだったり、赤みが残って消えない場合もあるそうなので。

見た目的には結構目立つため、女性は特に気になるそうです。
実際にトレチノインの使用により肌に赤みを帯びた写真を見てみたのですが、確かにファンデーションなどで隠すのも大変そうなくらい、赤くなっていました。

赤みが出た場合は、トレチノインの使用を休止して3日程すれば、大抵の場合は落ち着くため、そこからまた塗り始めると良いそうです。そうすれば、肌へのダメージを最小限に留めつつ、シミの軽減を図れるとのことでした。